下図のように裏面がGNDとなっている基板上に線状に導体を形成した伝送線路をマイクロストリップ線路(MSL: Micro Strip Line)と呼びます. これは線路の上下を基板で覆ったストリップ線路から上側の基板を取り除いた形の線路でありストリップ線路と比較して安価な両面基板を用いエッチングや切削加工により容易に構成することができるため広く用いられています.
マイクロストリップ線路の特性インピーダンスの計算式として様々な近似モデルが提案されています. ここで使用しているモデル[1]は線路幅と基板の厚みのみを考慮します. 電磁界シミュレーションや試作した結果と比較しても実用上問題無い(個人の主観に基づく感想)と思います.
| 基板のパラメータ | |
|---|---|
| 比誘電率 $\varepsilon_\mathrm{r}$ [-] | |
| 基板厚 $h$ [mm] | |
| 線路幅 $w$ [mm] | 特性インピーダンス $Z_0$ [Ω]: | |||
| 実効比誘電率 $\varepsilon_\mathrm{r,eff}$: | 波長短縮率: |
[1] David M. Pozar, "Microwave Engineering(4th ed. International Adaputation)," pp. 136-138, Wiley, May, 2021.
その他の平面導波路としてGND付きコプレーナ線路などもあります.併せてご覧ください.
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