コイルの自動位置決め&計測システム
1 概要
無線電力伝送(WPT)システムを構成するコイル間の位置ズレに対する伝送特性を自動で測定します
2 詳細
磁界結合を利用した無線電力伝送では送受電コイル間の位置ズレによって伝送効率が低下します. この位置ズレに対する伝送特性を測定する際にコイルの位置決め→測定→記録を人力で行うのはかなり大変なので自動化するためのシステムを作成しました.
3 システム構成
位置決めを行うためのステージとして現在自宅で運用しているCNC加工機(CNC 1419)を転用しました. 今回製作したシステムではPC→ステージ間の指令にGコードを用いているため汎用的なNC加工機であればどのような機種でも対応可能です. またコイル間の伝送特性の測定には簡易ベクトルネットワークアナライザであるNano VNAを用いました.
ソースコードはこ↑こ↓.
4 実戦投入
位置決め→測定をいい感じにやってくれる装置
— うっしー JJ1HKL (@Kumagoro_Ushi) May 19, 2021
動かしてデータ取って処理してグラフ描くまで自動 pic.twitter.com/rjSndySdy3